人は忘れる生き物

人は忘れる生き物です。

多くの場合、楽しかったことや嬉しかった
ことに比べて、辛かったことや苦しかった
ことが記憶に残るのではないでしょうか。

「２度とこんな目にあいたくない！」
「同じ失敗は絶対にしたくない！」
といった回避の気持ちのほうが勝るからです。

逆に、 辛かったことや苦しかったことは
すぐに忘れて、楽しかったことや嬉しかった
ことを優先して記憶する人がいます。

人それぞれ、自分自身の精神を安定させる
ための作用なので、その良し悪しはありま
せんが、後者は同じ失敗を繰り返す人が
多いです。

ただ、人間の成長は大なり小なりの失敗を
積み重ねて、経験に変えること以外には
ないでしょう。

そして、その経験値が『人間の器』と
なるのでしょう。