間取りプラン提案の進め方
家づくりにおける間取りプラン提案の進め方は、
以下の2つに大別されます。
「まず最初に、じっくり顧客の要望や想いを
聞いてからプラン提案する」
「まず最初に、叩き台プランの提案をしてから、
顧客の要望や変更点を聞く」
私がこれまで自分自身で経験してきた結果から
言えることは、前者は設計士(建築士)の仕事、
後者は営業マンの仕事と言っても過言では
ありません。
そもそも間取りプラン自体を考えるのは、
設計士であって、営業マンでも、顧客でも
ないからです。
与えられた敷地のカタチ、道路の位置、方位、
周辺環境、それに顧客の要望や想いなどが
加わるから間取り提案が可能になるのです。
特に、住宅の場合で多いのは、3~4LDKの
小規模な建築物なので、最初にじっくりと
時間を掛けたヒアリングができていれば、
顧客の期待を裏切るような間取りプランに
成りようがありません。
また、最初にじっくりと時間を掛けて話を
聞くこと自体が良好な人間関係の構築にも
つながると同時に、人は自分が言ったことを
簡単には否定できないので結果、顧客からの
要望変更ということが起こらない限り、
間取り変更もなく、逆に信頼と満足を感じて
いただくことができるのです。
最初から、建築地となる敷地に当てはめた
間取りプランを明確に想像できている
顧客は、私が過去に出会った中には、
一人も存在しません。それをカタチにする
ために、設計士の仕事が存在します。
これから家づくりをされる方に言える
ことは、間取りプランを考えるのではなく、
マイホームを取得することで、何を手に
入れたいのか、どんな生活を実現したいのか、
絶対に譲れないことは何かといったご家族の
希望について注力することをおススメします。